2014年夏(34回)スタディツアー感想文
10)三島さん(広島県 社会人 男性)
 ●搭乗口が2カ所案内されていた広州空港でヒヤリ
 関空→広州→カトマンズルートで、広州から藤田さんと本橋さんに合流する予定だったので、広州の到着ロビーから移動して出発ロビー「2番」で待つもなかなか二人に会えないので少し歩き回っていると「8番」でも同じフライト便で出発時間も同じ表示があり,嫌な予感。

 案内所まで戻り聞いたら、8番が正しいと聞いて8番へ移動すると、しばらくして本橋さん、藤田さんと合流、一安心。カトマンズには23時ごろ無事に到着しました。

続き
●1年ぶりの再会にホスピスの子どもたちはきらきらと瞳が輝く
 ホスピスに到着し、子どもたちへの挨拶ということで、事前に広島在住のネパール料理店で耳訳したネパール語で話をするもなかなか通じず苦笑い。でも心の声は通じたようだ。ラリグラスのほうから準備していた今回のお土産のほか、個人で用意したお土産のバトミントンセット10組とお菓子の詰め合わせ1式をツアーメンバーに協力してもらい小分けして配ってもらった。

 きらきらと輝く瞳で「ナマステ!」「サンキュー!」の声で笑顔につつまれた。実はこのお土産代は、フェイスブック仲間に支援を募ったところ3万3千円の寄付が集まり、その費用で購入したもの。

 吉田さん、飯野さん、伊藤さんからは子どもたちの笑顔がたくさん見られますようにとお言葉をいただいた。おかげで,外でバトミントンをしたり,ふわふわボールでバレーボールをしたり楽しい時間を過ごした。寄付金の残りは、ラリグラス・ャパン代表の長谷川まり子さんへ贈った。

●初の試み「ショッピングセンター買い物体験」
 昨年は映画鑑賞とランチパーティーであったが、今年は社会経験を積んでもらう目的で、自分でお金を払うショッピングセンターでの買い物体験であった。日本人から見ると当たり前のようだが、ホスピスの女性・子どもたちは、普段は外出が許されていないので、買い物することの経験がほとんどないに等しい。よって、ツアーメンバーが保護者役になって、迷子にならないよう注意しながらの買い物体験となった。

 4階建ての新しい感じのショッピングセンター入口すぐ横にエスカレーターがある。初体験の皆さんでありますから、怖いのが先立ち一時的に渋滞状態に。それでも一度乗れると子どもたちなどはすぐに慣れたようで、後はスイスイと4階に上がる。私は、ルナちゃん(3~4歳)の保護者役として一緒に回ることになった。三輪車コーナーの前で釘付けになり、何度も乗っては降り乗っては降りを繰り返し、楽しそうにこいでいた。買い物はお姉さんたちがヘアーバンドを買ってくれたようだ。

●ホスピスの女性・子どもたちの名前と顔が一致するにはと考えて
 たくさんの子どもたちの名前と顔がなかなか覚えられないので、今年は、昨年撮影した写真アルバムを持参して、横に名前を書いてもらうことにしようと考えていた。アルバムを見たカリシマちゃんが気をきかせて、アルバム横に名前を記入してくれたので、あっという間に名前入りアルバムが完成した。後は繰り返し見て覚えるだけなので,来年は完全にマスターして行こうと思います!!

●3年後に年間100万円目標の寄付する計画
 8月11日の夕食後、ホテル2Fの喫茶室で参加者の自己紹介やラリグラス・ジャパンの活動等についてミーティング時でのこと。まり子代表や他のメンバーの話を聞いているうち、「3年後に年100万円の寄付をする」ということを話した。寄付できる根拠があるわけではない。だができないわけでもない。要はやる気の問題だととらえチャレンジすることにした。

 早速、帰国前にネパールの雑貨店で特注のフェルトポーチを100個購入し持ち帰った。帰国後,広島市内の知り合いの自営業店に置かせてもらい,約50個販売してもらった。そして売上額から仕入れ額を引いた差額2万円をラリグラス・ジャパンに寄付した。今後、ネパールで作られた商品を日本で売って差額を還元するフェアトレードを手始めに取り組みすることを検討中。<ガンバリマス>

   以上

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