2014年夏(34回)スタディツアー感想文
3)大野国さん(東京都 社会人 男性)
 8月8日(金)
 今年は初の「現地集合」。参加者はそれぞれのルートでカトマンズへ集合。途中ハラハラする目に遭った方もいたようですが、全員無事にカトマンズに着きました!

 8月9日(土)
 土曜日はネパールでは休日(他の国の日曜に相当。その代わりネパールでは日曜が平日初日)ということで、前日のカトマンズ集合が深夜だったこともあり、ゆっくり目のスタートでまずはホスピスへ。休日なので子どもたちも学校へは行かず、ホスピスのテレビルームでまったりしている。

続き
 ツアーメンバーと顔合わせをした後、日本からのお土産品各種を広げて遊んだり、外に出てバドミントンやボール遊びを始めたり。ホスピスでひとしきり遊んだ後、ツアーメンバーはマイティ本部へ移動。恒例のお菓子詰め合わせを子どもたち何人かに手伝ってもらって作業開始。あっという間に作業は終わって、お楽しみお配り会へ。手分けして子どもたち1人ひとりへお菓子を手渡していく。みんなニコニコ。

 8月10日(日)
 これまでの映画鑑賞に替わって、今年からの初企画! ホスピスメンバーとツアーメンバーとでショッピングセンターへ行き、楽しいお買い物。各自、もらったお小遣いの範囲内で好きな物をゲット!

 最近はカトマンズ市内にも大きなショッピングモールが何カ所もできており、そのうちの 1 軒 へ。ショッピングモールにつきものなのは、館内移動のエスカレーター! 日本では日常の移動手段だけど、みんなちゃんと乗れるかな? と思っていたら案の定、女性陣はちょっぴり怖い様子。 私の付き添ったプシュパは1階移動するごとに「怖い! 怖い!」。一方で子どもたちは元気いっぱい!

 最上階の家具売り場から始まって1フロアずつ下がりながらお買い物。さすがに家具は誰も買わない(当たり前か)。家電フロアも見るだけ。やはりお目当てはアクセサリーとおもちゃ! 値札を睨んで悩むことしばし、そのうちに集合時間が迫ってくる。最終的にみんな、何かしらを購入し、1階入口に無事集合。迷子が出なくてよかった!

 買い物の後は毎年行っているおなじみのカフェレストランへ。食事の後は併設の遊具で大はしゃぎ。アイスクリームも食べてみんな満足!

 8月11日(月)
 カカルビッタへ移動。トランジット・ホームで保護されていた2人の女の子は、人身売買に遭うところではなく、何となく怪しい状況で保護された模様。本人たちの話もどこまで本当のことを言っているのか疑わしい状況。そのうちの1人はスマホを所持しているというのも近年ならではか。

 サッチガッタの施設ではみんなで自己紹介。ラダの笑顔が増え、人の目をちゃんと見てコミュニケーションをとるようになってきている。毎年嬉しい進歩。お土産やお菓子を配って打ち解けてきたら、いつものように音楽が始まりダンス・ダンス!

8月12日(火)
 お楽しみピクニックの日! 今年の行き先は一昨年訪れた湖畔のリゾート。今年はツアーメンバーの人数が多かったこともあり、バスは 2 台に分乗。施設の女性の目の届かないツアーメンバー側のバスの車内では、何やら怪しい動きが……。そう、ミツコ(過去レポート参照)の登場である。今年は新人「ふさ子」も参入。果たしてリゾートパークに入場させてもらえるのか?

 入場ゲートは無事突破。ほかの来場者の視線を感じつつ、ランチができるように場所とり。スピーカーを設置し、音楽がかかれば早速ダンス。みんな元気元気。

 しばらくしたら、ほてった身体を冷やすべく水上へ! お約束の足こぎボートで湖にこぎ出す。 施設の女性は自転車経験もないのでペダルをうまくはこげない。ということで、動力源は私の脚力のみ。さすがに暑い! 汗をかいて、ミツコ、お化粧崩れちゃう!

 ボートから上がった後は動物園コーナーへ。一通り見て歩いた後、お待ちかねランチタイム。そして食事の後は、恒例のマジックショウ。今年は外部ギャラリーも巻き込んで大いにウケをとったのでありました。

 8月13日(水)
 この日ツアーメンバーは一時的に二手に分かれることに。短縮日程の3人は、万一カトマンズへの到着が遅れて帰国に支障を来すと困るので、午前の飛行機でカトマンズへ移動することに。3 人だけでネパールの地方空港を利用するのも不安なので、ネパール語を話せる私が通訳ガイドとして同行。

 4人で一足早くカトマンズへ移動。幸い何のトラブルもなくカトマンズに着いたので、 わずかな時間とはいえカトマンズ観光へ。パシュパティナートとボーダナートを見学。観光の後、ホテルで他のメンバーと合流し夕食。3人は無事に帰国の途へ。

 8月14日(木)
 マイティ本部を訪問。テレサ・アカデミーの授業も見学。科学の授業では中学生相当の学年で「力とエネルギー」の講義。日本だったらバネばかりを使って力の大きさについて勉強したりするところだが、残念ながらこちらでは言葉と式とを暗記するだけ。これはテレサ・アカデミーの問題ではなく、ネパール全体の教育制度の問題なので根が深い。

 マイティ見学の後はラリグラスの商品仕入れと各自のお土産購入とを兼ねてタメル地区でショッピング。ワイワイ・チャウチャウ(ネパール製インスタントラーメン:約15円)がなぜかみんなの人気商品に。

 8月15日(金)
 NDWS 訪問。昨年来の課題である子どもたちの送迎用自動車の問題が継続中。新しい車を購入するため、何とか支援の目処が立たないかを相談。自前の車がなく、レンタカーの経費と燃料費がかかることで、通所をやめてしまう子どもが出てしまうのは大きな問題である。

 フィールドでは昨年訪問した家庭やハッシーナの家を訪問。昨年訪ねた家の子は、大きな変化はないものの、そこが問題。ある程度身体を動かすリハビリをして体重も落とさないと、この先が大いに心配。

 NDWS 訪問後、デイケア施設の卒業生の男の子に対する新たな支援話が持ち上がった。肢体不自由で下半身は動かないものの、職業訓練を受ければ仕事に就ける可能性があるという話。仕事のほうはネパールでも急速に普及している携帯電話の修理である。携帯電話のカトマンズでの普及率は驚くばかりであり、当然ながら修理の需要も大きいはず。

 携帯電話の修理であれば、下半身が不自由でも手を動かせれば就業可能! 訓練期間は3カ月ほどで、学費もわずか数万円! たったそれだけの時間とお金で彼の人生を一変させることができるのだ! こんな安い話はない! というわけで、私が彼の支援者になることが、即座に決定したのでありました。

 8月16日(土)先に書いたとおり土曜日は休日。ホスピスの子どもたちも学校に行かなくてよいということで、 恒例のホスピスランチパーティーがこの日に。まずはツアーメンバーで市場へ食材の買い出しに行く。買い込んだ多量の食材と共に、いざホスピスへ。

 ホスピスでは調理の傍ら、ビーズ製品の検品も行う。「売り物」なので厳しい目でチェック。一部、不合格品はあったものの無事検品は終了。

 さて、ランチを済ませた後は、お楽しみ仮装&マジック! おなじみのラジャ子、ミツコに加え、今年は新人のふさ子が登場! 何? ふさ子が一番きれいだって? それはきっと新品のドレスのせいよ! 一番美しいのは「ミ・ツ・コ」。

 「ミツコのことをキレイと言ってくれないと、来年はミツコは来なくなっちゃうかもよ」なんてセリフは誰が言った? とにかく、もう一度聞いてみたら「一番のスンダリ(ネパール語で「美人」の意)はミツコ」との答えがちゃんと返ってきたのよ! そんなわけで昨年の「ミツコ・デラックス」から、さらにバージョンアップした「スンダリ・ミツコ」の誕生ね。

 8月17日(日)
 本来なら日曜は平日のはずだが、この日は祭日のためお休み。そんなわけで今回最後のホスピス訪問で子どもたちともう一度会うことができた。1 年後、また会えるとよいね。

 ホスピスを後にして、ネパール最終日は観光へ。行き先はパシュパティナートとボーダナート。何となく最近訪れたような気がするのはたぶん気のせい……。

 観光とお土産購入を終え、ツアーメンバーの大部分は 23 時の便で帰国の途へ。

 8月18日(月)
 無事に成田に到着し、ネパールで仕入れた品々をラリグラスの事務局へ発送。発送作業の後、それぞれの家路へ。皆さんお疲れさまでした!

ラリグラス・ジャパン スタディツアー2014

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