2017年夏(37回)スタディツアー感想文
13)峰﨑さん(千葉 社会人 女性)
◎2回目の参加理由
 私は2年前のツアーに参加させていただいた際、女の子に「see you again」と軽々しく使っていました。当時の私は使える英語がそのくらいしかなく、コミュニケーションの一環で使っていました。しかし、それは間違っていました。ツアー中、一緒に行くピクニックは「お正月とクリスマスと誕生日が一度に来たような感じ」とまり子さんはおっしゃいます。そのくらい1年の中でもビッグイベントで、その中で「see you again」と言われたら子どもたちは本当に待っているとのことでした。

 その言葉の重さを知ったのはツアーの後半。そのときには、すでにまた戻って来ようと決めていたのを覚えています。それと同時に留学を決意し、ネパールに戻ってきたときにはもっと英語でコミュニケーションを取れるようになる! と決心していました。

続き
◎再会
 「see you again」と約束した女の子とは無事再会することができ、会った瞬間にとっっっても喜んでくれたことに感動しました。「なんで去年来れなかったの? 待ってたよ! けど会えて本当嬉しい!」と言ってくれて、これはまた来るしかないなと思いました(笑)。また英語を使って少しながらコミュニケーションを取ることができ、2年前伝えられなかった思いや将来の夢のことなども話すことができ、また来てよかったと思いました。日本からネパール(カトマンズ)、からのヘタウダは本当に長い道のりですが、その道のりを経験してでもまたあの笑顔に会いたいなーと思ってしまうので不思議です。

◎2年前との変化
 2年前と比べて感じたことは、子どもたちの成長とインターネットの普及です。2年間での子どもたちの成長はとても大きく、ハイハイしていた子が走ってお話ししている姿を見るととても嬉しくなりました。また女の子たちはまた一段と大人っぽくなっていて、大人たちは再会できたことが本当に嬉しかったです。正直、また会えたとホッとしました。

 インターネットの普及はとても著しく、この2年の間で携帯電話を持っている子が増えたと感じました。Facebook教えてと言われたときは嬉しい反面、驚きました。売春の手口としてSNS利用が大きくなっているというお話はまり子さんから聞いていましたが、それを実感しました。時代も変われば犯行の手口も変わり、予防の方法も変わってくる。本当に難しい問題だと改めて感じました。

◎おわりに
 今回のツアー参加者で高校生がいたことも新鮮でした。心からまた高校生に戻りたいなーと思っておりました(笑)。そういった高校生からの目線、人生の先輩方からの目線、さまざまな目線からまたネパールを見られることもこのツアーの魅力です。

 まり子さん、ラジャさん、野香さん、ラリグラス・ジャパン皆さま、このような機会を提供してくださり、ありがとうございます。そしてツアー参加者の皆さん、皆さんに出会えたことに感謝です。またお会いしましょう!

 ありがとうございました!

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