2015年(35回)夏スタディツアー感想文
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第35回
2015年夏スタディツアー
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1.スタディツアーリポート
大野国さん(東京都 社会人 男性)
 8月8日(土)
 当初の予定ではこの日からネパールに入るはずであった。ところが、ツアーの足と考えていたタイ航空のネパール路線がまさかの減便。 震災後の雨期とあって席が埋まらないことから、土曜日のバンコク-カトマンズ便がなくなってしまったのだ。仕方がないので出発を1日後倒しして日曜未明の羽田発、バンコク経由で行くことに。 羽田発が日曜の0:20ということで、土曜の夜に羽田空港でチェックイン。 空港で落ち合った羽田発のツアーメンバーは、ラリグラスに届いた支援物資等を分散して運搬するため、各自の預け入れ荷物の隙間に支援物資を詰め込む。 震災の影響で例年より支援物資の量が多く集まっていたものを何とか押し込め、追加運賃が発生することもなくチェックインは完了!(→続き

2.百聞は一見に如かず! 
春日さん(長野 社会人 女性)
 渡航前はいろいろな風評もあったりで、「震災があったし大丈夫かなあ?」「人身売買の被害にあった女性たちとどうやって接したらよいのか……」 「病気になってしまうのではないか……」と、思うことは不安ばかり。

 でも一方で、金銭的支援をしたから、文具の寄付をしたから、それでネパールの何がわかるのか、自分自身がきちんと理解していないのにたくさんの人に寄付をつのって恥ずかしいとさえ思いました。 私自身が自分の目で見て、肌で感じて、経験してこそ次につなげていけるのだ! と固い決心で参加しました。結果、危険なことは何ひとつなかったし、むしろ1分1秒が勉強でした。
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3.スタディツアー感想文
柴田さん(東京都 社会人 女性)
 若い学生(しかも志(こころざし)の高い学生さんたち)とのスタディツアー。私は彼らの母親以上の年齢ですので、ツアー中は体調を崩して若い人に迷惑をかけないようにとがんばりました。皆さん、ほんとうにありがとうネ。

 楽しいこと?――、ありました。笑い?――、ありました。笑ってはすまされないネパールの現実?――、目にしました。そして、「ミツコ」「トクコ」「ラジャコ」という絶世の美女(物(もの)の怪(け)?)にも出会いました。とにかくこのツアー、いろいろな意味で衝撃的でした。そのため、なかなか感想文を書くことができません。どう消化していったらいいのか、今もお腹いっぱいの状態です。。
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4.たくさんのHAPPYをもらって
鈴木さん(東京都 社会人 女性)
 帰国して1週間が過ぎました。ネパールの塩気の強い食事が恋しくなったこのごろです。出発前に「グルメツアー」と聞いていたように、食べ物に困ることも、非常食に手を出すこともなく無事に帰国しました。

 バクタプルで食べた「ズズダヒ(王様のヨーグルト)」の味が忘れられず、毎日レシピを検索しています。レシピはまだ見つかっていませんが、検索する中でネパールに幾分詳しくなりました。帰国後にはじめてネパールという国の情報を調べている自分になんだか笑ってしまいました。たった10日程度の滞在ではありましたが、ネパールの魅力にとりつかれてしまったようです。。
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5.取るに足らない会話ヽ(*´∀`)ノ
徳山さん(東京都 社会人 男性)
 「だいたい補修は終わってるわよ」
 ホスピスの屋上で日本から持って来た外壁用のボンドでヒビを探しているとラクシュミが話しかけてきた。
 「そうみたいだね、でもせっかくだから気になるとこだけ補修しとくよ」
 お互い言葉はわからないが身振り手振りでなんとなく意味が伝わってくるので遠慮なくこちらも当たり前のように日本語で話す。

ラクシュミ(以下:ラク)「あのときはいろいろな物が落ちてきて大変だったわ」
自分「そうなんだ。でも本当ケガなくてよかったよねぇ」
とお互い微笑んだ。
ラク「帽子かぶったほうがいいわよ」
 強い日差しの中、黙々と気になるヒビを探しては補修してる自分をラクシュミが心配して頭をポンポンと軽く叩いた。
自分「うん、帽子持って来たんだけどどこに置いたか忘れちゃってさ、少しだから我慢する」
 ラクシュミはとても優しい女性でいつも気にかけて話しかけてくれる。その優しさは喋り方にも現れていて声のトーンやボリュームが安定していて安心する。再び黙々と補修作業をしているとラクシュミがやってきて
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6.スタディツアー感想文
藤本さん(高知 学生 女性)
 私は、このツアーの参加は3回目となります。今回のツアーは、関空からの出発が私だけだったので、バンコクで大野国さん率いる羽田組の皆さんと合流させていただきました。 年代もバラバラだったので、今回はどんなツアーになるのだろうと、最初は正直心配してしまいました。

 そしてトリブバン空港に着くなり、そのままマイティ・ネパールを訪問しました。今年もいくつかのクラスを訪室しましたが、今年は私が今まで参加したものとまったく異なる雰囲気となりました。

 恵さんと明子さんによる紙芝居とバルーンアートによるイングリッシュレッスンが開かれたのです。 恵さん手作りの紙芝居は日本の文化や歴史がとてもわかりやすく表現されていて、明子さんがその場で作るバルーンアートが紙芝居の中の物語をより現実のものとさせていました。 それを見る子どもたちの表情はとても輝いていて、私も次はなんの話だろう、なにが作られるのだろうとワクワクしながら見ていました。

 このような手作りの授業は温かみがあって、子どもたちのよい思い出になったのではないかと思います。私自身すごく勉強になりました!
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7.スタディツアーに参加して
松本さん(静岡 学生 女性)
 私は、今回初めてネパールを訪れました。このツアーに対する参加動機は、大学で毎年行っているネパールでのゼミ活動が中止になったことと、自分の肌で現地を感じたいと思ったことがきっかけでした。

 ツアーを知る以前に、ネパールには、人身売買が今もなお続いていること、またその被害者の多くは少女だということを知る機会がありました。私はそこから、彼女たちを知りたいと思うようになりました。
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8.念願! ネパールに行けて
峰﨑さん(千葉 学生 女性)
○スタディツアーに参加するにあたって
 念願だったネパールに行けたこと、心からよかったと思っています。

 今年の春、私は、長谷川まり子さんの『少女売買』(光文社)を読み、ラリグラス・ジャパンの存在、スタディツアーの存在を知りました。絶対にツアーに参加して、この子たちと楽しい時間を一緒に過ごしたい! と思っていた矢先、ネパールでの地震がありました。女の子たちは無事なのだろうか、今年は行くことができるのだろうかと思っていましたが、ツアーが実施されることを知り、これは行くしかない! と決心し、スタディツアーへの参加を決めました。

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9.2015年ツアーに参加して
本橋さん(東京都 学生 女性)
 本ツアーの参加は今回で2回目になります。個人的な都合により、13日からの遅れての参加になりました。マイティ本部、ワークショップへの訪問と、ピクニックには参戦できましたが、残念ながらプログラム前半にあったヘタウダへの訪問はかないませんでした。

 昨年、カカルビッタで、制服を着て不審人物の越境を監視する元被害者女性たちの姿に強く感じるものがあったので、今年もその“前線”を見学させていただいて、自らに喝を入れなければと長らく心に決めていたので、今回はそれができないことが本当に心残りでした。

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10.スタディツアー感想文
山田さん(静岡 学生 女性)
 昨年に引き続き2回目のツアー参加でした。子どもたちや女性たちに会いに行こう! と思う反面、大地震が発生し、私が行くよりも旅費を寄付したほうがいいのかなという気持ちもあり、少し悩みながらの参加でした。

 ツアーを終えた今思うことは、行ってよかった! ということです。前回とは違った日程、メンバーと過ごすことで新しい発見や気づきがありました。
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スケジュール
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